ポイ活は怪しいのか|ポイ活が怪しいと言われる理由&怪しいポイ活サイトの見抜き方を徹底解説
男性ポイ活ユーザー「T.K」氏。
2021年初頭、コロナ禍等の影響による本業の収入落ち込み等を契機に、かねてより気になっていた「ポイ活」をスタート。
インターネットを中心に情報収集を進め、これまでに、12のポイ活サイトにユーザー登録済。
日夜、お得なポイント案件を狙って、ポイ活サイトを巡回中。
30代、東京都内在住。妻と子どもたちと暮らすパパでもある。
目次
ポイ活とは
「ポイ活」というのは、「ポイント活動」の略称です。
わたしたちのような一般消費者が、
- ポイントサイト経由で、ネットショッピングをしたり、
- ポイントサイトに掲載されている各案件(例:口座開設や、セミナー申込など)をこなしたり、
- 提供されている、ゲームやアンケートをこなすことによって、
各ポイントサイトが発行している、「ポイント」を貯めることが出来ます。
貯めたポイントは、楽天edyなどの電子マネーや、Amazonギフトなどのギフトカード・ショッピング券などに交換することが可能です。
信用力の高い上場企業が運営しているポイントサイトも複数あり、「自宅で気軽にできる副業」として、コロナ禍の巣篭もり需要の高まりもあって、昨今、にわかに大きな注目を集めています。
ポイ活=怪しい?
かくいう私も、今年の初めから、早速取り組みを始めた「ポイ活」。
ただし、実際にスタートする前にインターネットで情報収集をしていたころは、
「ポイ活=怪しいのでは?」と心配する声も多数見かけ、些か、不安になったことを覚えています。
引用元:Google
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実際に「ポイ活」でWEB検索してみると、このように、「ポイ活 怪しい」で検索されているケースもあるようで、特にポイ活初心者の方にとっては、不安に感じてしまうことでしょう。
ポイ活が怪しいと言われる理由
では、なぜ、ポイ活は、怪しいと言われてしまうのか。
ここからは、私の考えを述べさせていただきます。
あまり聞きなれない=怪しい?
そもそも、「ポイ活」という言葉自体、あまり聞きなれない、という人が少なくないと思います。
かくいう私も、実際にポイ活を始めてみるまでは、「ポイ活」等という言葉、日常生活の中では、耳にしたことがありませんでした。
人間、どうしても、聞きなれない言葉や、初めて聞く言葉に対しては「大丈夫なのか」「怪しいのではないか」と、疑問を持ってしまいがち。
こんな心理もまた、ポイ活=怪しい、という先入観を生んでしまうポイントなのではないか、と思います。
楽して稼げる=怪しい?
実際にインターネットを中心に、ポイ活について情報収集をしてみると、
- 何もしないで、数万円稼げた!
- 家でスマートフォンをいじるだけで、毎月数十万円稼ぐ人もいる!
などと、必要以上にポイ活を礼賛するような表現も、たくさん、見かけました。
実際にポイ活を始めてみれば、そんなに甘い話ではない、というのは、すぐに分かるわけですが、
このように、現実離れしたほどに、ポイ活を持ち上げる投稿の数々を見ると、「え、大丈夫?怪しいんじゃない?」と感じてしまう人も、多いのでは、と思います。
ポイ活は怪しいわけではない【まずは仕組みを理解しよう】
そんなわけで、インターネットばかり見ていると、ポイ活、本当に怪しいんじゃないかと、心配になってしまう人もいるかと思いますが、
実際にポイ活をスタートし、いくばくかのポイントを稼がせて頂いた私からすると、実際問題として、ポイ活は怪しいわけではありません。
ポイ活の仕組みを理解すれば、そのあたりもすっきりすると思います。
ポイ活=企業の広告宣伝に過ぎない
ポイ活サイトには、たくさんの企業の案件が掲載されていますが、これらの企業はみな、ポイ活サイトにとっては、「広告主」にあたります。
- 新規事業や、既存事業の活性化のために、「さらに会員を獲得したい!」などと考えた広告主が、
- ポイ活サイトに、広告掲載の申込をし、
- 広告主とポイ活サイトの間では、「それでは、広告成果1件あたり、○○円の広告報酬を支払ってくださいね」という取り決めが為されます。
- そして、ポイ活サイト運営会社は、その広告案件を、自身のポイ活サイトに掲載し、ユーザーに対し、商材を紹介します。
- ユーザーが実際に広告を利用(例えば、広告主のサービスに会員登録)すれば、広告主からポイ活サイトに対して報酬が支払われ、
- その報酬のうち何割かに相当する部分を、ポイ活サイト側が、ユーザーに対して、ポイントとして付与する、
という形態になっています。
企業側の立場に立てば、これくらいの顧客獲得単価は当たり前
例えば、「新規口座を開設したら、5,000ポイント(5,000円分相当)を付与します!」というポイ活案件があったとします。
ポイ活サイト側が、広告主に対して、どの程度の上乗せをして請求しているか、は、ポイ活サイトのユーザー側には、さすがに、分かりません。
ただし、一般的にいって、数割は上乗せしていることは確実でしょう。
例えば、上記の口座開設案件例でいえば、
- ポイ活サイトは、広告主に対して、7,000円~8,000円程度を請求し、
- ポイ活ユーザーに対しては、5,000ポイントを付与する、
といった程度の割合が一般的と思われます。
そして、広告主企業からすれば、あとは、ポイ活サイトからの請求額が、自身の、顧客獲得単価予算に、見合っているか、どうか、という点だけがポイントです。
例えば、1個の売価が100円、1個売れた場合の利益が10円、という肉まんを売っている会社が、ポイ活サイトに広告を出し、「肉まんを買ってくれたら、3,000ポイントを付与します(=この場合、肉まん製造会社は、ポイ活サイト運営会社に、4,500円~5,000円程度の広告費を支払っていることが想定されます」などと謳えば、これは完全に、赤字です。
しかしこれが、不動産投資用マンションを販売している不動産会社であれば、どうでしょう。
不動産会社が、「当社の投資用マンションを新規購入してくれれば、3万ポイント(3万円相当)を付与します」という広告を出稿した場合、その不動産会社は、広告成約1件ごとに、ポイ活サイトに対して、おそらく、5万円前後の広告費用を支払っています。
しかし、実際に自社の投資用マンションを1戸販売することが出来れば、不動産会社には、数百万円前後の利益が生じる、と考えれば、どうでしょう。
そうすれば、わずか数万円程度の広告費など、「顧客獲得単価」と考えれば、大した数字ではない、ということが、お分かり頂けると思います。
怪しいポイ活サイトに騙されないコツ
このように、ポイ活の具体的な「仕組み」を理解すれば、ポイ活という副業モデルそのものは、決して「怪しくない」ということが分かると思いますが、
それでも尚、一部の「怪しいポイ活サイト」には、依然として、警戒が必要です。
ここからは、私が個人的に考える、”怪しいポイ活サイトの見抜き方”を、お伝えして参りたいと思います。
ポイ活サイトの運営会社をチェック
各ポイ活サイトのHPを詳しく見ていくと、そのサイトの「運営会社」の情報が掲載されています。
この「運営会社」情報をチェックして、
- 上場会社や、
- そのグループ会社(子会社等)が運営していることが確認できれば、
安心感を得ることができると思います。
例えば、ポイ活サイト大手「モッピー」を運営している株式会社セレスは、東証一部上場企業ですし、同じく人気のポイ活サイト「ポイントタウン」を運営しているGMOメディア株式会社は、東証マザーズの上場企業です。
そのほか、「ECナビ」を運営している株式会社VOYAGE MARKETINGの親会社である株式会社VOYAGE GROUPは、東証一部上場の持ち株会社、株式会社CARTA HOLDINGSの子会社にあたります。
どうしても「ポイ活=怪しい」という先入観がぬぐえない方は、こうした上場企業が運営しているサービスから中心に、検討を進めてみるといいかも知れません。
ユーザー数などの実績、運用会社の社歴をチェック
国内には多数のポイ活サイトがありますが、運用会社の社歴(設立からどの程度年月が経過しているか)は、比較的簡単にチェックできます。
主要ポイ活サイトの運営会社の設立年月日を時系列にすると、下記のようになります。
- 1986年(昭和61年)2月:
ライフメディア運営会社(ニフティ株式会社)設立 - 1997年(平成9年)9月:
GetMoney!運営会社(インフォニア株式会社)設立 - 2000年(平成12年)10月:
ポイントタウン運営会社(GMOメディア株式会社)設立 - 2000年(平成12年)11月:
すぐたま運営会社(株式会社ネットマイル)設立 - 2001年(平成13年)5月:
warau運営会社(株式会社オープンスマイル)設立 - 2003年(平成15年)11月:
ポイントインカム運営会社(ファイブゲート株式会社)設立 - 2004年(平成16年)8月:
ちょびリッチ運営会社(株式会社ちょびリッチ)設立 - 2004年(平成16年)9月:
アメフリ運営会社(株式会社エムフロ)設立 - 2005年(平成17年)1月:
モッピー運営会社(株式会社セレス)設立 - 2006年(平成18年)5月:
ハピタス運営会社(株式会社オズビジョン)設立 - 2007年(平成19年)1月:
ECナビ運営会社(株式会社VOYAGE MARKETING)設立
併せて、各ポイ活サイトのユーザー数についても、各社、オンライン公開しているケースが多いので、参考にしてみるのもいいと思います。
1ポイントあたりいくら、をしっかり確認
1ポイント当たりの価値(〇円)は、実は、ポイ活サイトによって様々です。
1ポイント=1円、と分かりやすく掲載されているポイ活サイトは、実は、限られますので、あらかじめ把握しておくといいと思います。
※1ポイント≠1円、のポイ活サイトが、悪い、というわけではないのですが、後になってから「え、1ポイント=1円じゃないの?」と知ると、ショックを受けてしまいますので…。
モッピー | 1ポイント=1円 |
ポイントインカム | 1ポイント=0.1円 |
ハピタス | 1ポイント=1円 |
warau | 1ポイント=0.1円 |
ポイントタウン | 1ポイント=0.05円 |
ライフメディア | 1ポイント=1円 |
ECナビ | 1ポイント=0.1円 |
アメフリ | 1ポイント=0.1円 |
ちょびリッチ | 1ポイント=0.5円 |
げっとま(GetMoney!) | 1ポイント=0.1円 |
すぐたま | 1ポイント=0.5円 |
業界団体への加盟状況をチェック
ポイ活サイト運営会社の中には、業界団体に加盟を済ませている企業もあります。
こうした業界団体に加盟しているかどうか、を、ポイ活サイト選びのひとつの指針とするのも、アリだと思います。
ポイ活サイト選びに参考になる業界団体としては、「日本インターネットポイント協議会」(JIPC)などがあります。
設立 | 平成19年2月15日 |
会長・理事 | 会長:宇佐美 進典氏(株式会社VOYAGE GROUP) 副会長:宮田 勝也氏(株式会社DNPソーシャルリンク) 理事:粟冠 徳幸氏(ジー・プラン株式会社) 理事:畑野 仁一(株式会社ネットマイル) 理事:古谷 和幸(株式会社VOYAGE MARKETING) 理事:鈴木 良 (株式会社オズビジョン) 理事:鈴木 浩之 (株式会社オープンスマイル) |
参加企業 | GMOメディア株式会社 株式会社オープンスマイル ファイブゲート株式会社 株式会社ネットマイル インフォニア株式会社 ブルーチップ株式会社 株式会社VOYAGE GROUP 株式会社VOYAGE MARKETING 株式会社オズビジョン 株式会社ちょびリッチ ジー・プラン株式会社 グリーンスタンプ株式会社 株式会社DNPソーシャルリンク ※2020/12/20現在 参加企業13社 |
上掲情報引用元:日本インターネットポイント協議会(情報引用日:2021年2月22日)
ポイ活情報専門メディア【ポイ活ラボ】
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